コレクション: Heart

Heartは、中世ヨーロッパの宗教画に見られる心臓の表現から着想を得たコレクションです。

「ハートマークがなぜ愛の象徴になっているのか」、起源を調べていくうちに12世紀から17世紀のキリスト教の中で興味深い表現を見つけました。
それは、イエスキリストの心臓そのものを親交の対象とする聖心崇敬の広まりの中にありました。

当時、各地で修道女がイエスと心臓交換をする体験をしたとされており、その頃の西洋画には信者と天上のキリストの心臓が光線のようなもので繋がっている様子が描かれていたりします。

この”心臓を交換する”であったり、”心臓と心臓が光線で繋がる”という表現から着想を得てデザインしたのがHeartコレクションです。